脂肪肝でも動かなかった私が、52歳でダイエットを始めた意外なきっかけ

ダイエット記録

「脂肪肝ですね」

健康診断でそう診断されました。

当時の私は、身長151cm。

正確なMAX体重は記録していないのですが、おそらく72kg以上あったと思います。

もともとは50kgくらいだったので、20kg以上増えたことになります。

もちろん、自分でも太ったことは分かっていました。

でも、

「痩せなきゃなぁ」

と思うだけ。

なかなか本気でダイエットを始めることはありませんでした。

健康診断はボロボロ。それでも生活は変わらなかった

当時は仕事がとにかく忙しく、パソコンに向かって一日中ほぼ座りっぱなし。

残業も多く、家に帰れば夕食の準備や家事が待っています。

自分の身体のことなんて、いつも後回しでした。

そんな生活を続けていた頃、健康診断で脂肪肝を指摘されました。

それだけではありません。

白血球も異常値。

胃カメラでも引っかかり、逆流性食道炎も指摘されました。

会社からは二次検診に行くように言われ、健康管理のためのダイエットプログラムのようなものにも参加することになりました。

3か月ほど、歩数や活動量を記録できるFitbitという腕時計のようなものをつけることになりました。

でも――。

Fitbitをつけたところで、私の生活は何も変わりませんでした。

だって、本当に忙しかったんです。

Fitbitをつけたからといって、歩く時間が増えるわけでもない。

仕事が減るわけでもない。

家事がなくなるわけでもない。

健康診断でいろいろ指摘されても、会社から健康管理をされても、結局いつもと同じ毎日を送っていました。

私を動かしたのは健康診断ではなく、友達のひと言

そんな私が運動を始めたきっかけ。

それは健康診断でも、会社の健康指導でもありませんでした。

ある日、友達から言われたんです。

「ホットヨガ行きたいから、一緒に行って」

実はヨガ自体は、まだ若かりし頃にやったことがありました。

だからヨガそのものに抵抗はありません。

ただ、

「暑いところでやるヨガってどんな感じなんだろう?」

と、ホットヨガにはちょっと興味がありました。

そこで友人3人で体験レッスンへ行くことになったのです。

まず、レンタルウェアがギリギリだった

体験レッスンは、ウェアもタオルも貸してもらえました。

手ぶらで行けるなんて楽じゃん。

……と思ったのですが。

ウェアがギリギリ。

なんとか入った。

入ったけど……。

肉ははみ出してるわ、足は太いわで、まさにボンレスハム状態(笑)。

当然、周りの目も気になります。

「こんな体型で来てるの、私くらいじゃない?」

もう恥ずかしくて仕方ありませんでした。

お腹の肉が邪魔してヨガのポーズが取れない!

そして、いよいよレッスン開始。

最初は初心者向けの軽いヨガだったので、

「これなら大丈夫かな」

と思っていました。

ところが――。

ポーズが取れない!!

身体が硬いとか、そういう問題だけじゃありません。

お腹の肉が邪魔なのです。

身体を倒そうにも、お腹がつっかえる。

足を引き寄せようとしても、お腹が邪魔。

しかも暑い!

汗はダラダラ。

強度の軽いレッスンなのに、私はゼイハア。

最後には暑さでフラフラ(笑)。

若い頃にやっていたヨガとは、もはや別物でした。

散々だったのに、なぜか気持ちよかった

ところが。

あれだけ散々だったのに、レッスンが終わると不思議な感覚がありました。

めちゃくちゃ汗をかいたあとの爽快感。

「なんかスッキリした」

と思ったんです。

そしてもうひとつ、私が気に入った時間がありました。

ヨガの最後に行う「シャバアーサナ」。

仰向けになって身体の力を抜き、ゆっくり休む時間です。

当時の私は、仕事中はずっと仕事のことを考え、家に帰れば家事のことを考える毎日。

頭の中には、常に「次にやらなきゃいけないこと」がありました。

でもシャバアーサナをしている間だけは、

何も考えなくていい。

ただ寝転がっているだけ。

ほんのわずかな時間なのに、私にとってはそれがとても心地よかったんです。

本当は入会を断るつもりだった

とはいえ。

体験レッスンを終えた私は、

「入会はやめておこうかな」

と思っていました。

だって恥ずかしい。

ウェアはギリギリ。

お腹の肉が邪魔でポーズは取れない。

周りの目も気になる。

ところが横にいた友達が、

「入会します!」

えっ。

そこで私も、つられて――。

「……入りますぅ……。」

こうして、まったく予定していなかったホットヨガ生活が始まりました(笑)。

ちなみに今になって思うことがあります。

あの日は、友人と3人で体験会に参加しました。

もしかしてあの2人……。

あまりにも太りすぎた私をなんとかしようと思って、ホットヨガに連れ出したんじゃないの?

真相はいまだに聞いていません(笑)。

気づけば、ほぼ毎日通っていた

友達につられて入会した私でしたが、意外なことが起こりました。

気づけば、ほぼ毎日のようにホットヨガに通っていたんです。

夜9時ごろまでレッスンがあったので、仕事が終わってからでも行くことができました。

あれだけ忙しくて、運動する余裕なんてなかった私が、仕事帰りにヨガへ行くようになりました。

汗をたっぷりかいたあとの爽快感。

何も考えずにいられるシャバアーサナの時間。

そして、もうひとつ。

これはちょっと不純な動機なのですが……。

ヨガウェアが可愛かった(笑)。

スタジオで可愛いウェアを着ている人を見ると、

「いいなぁ。私もあんなふうに着こなせるようになりたい」

と思うようになりました。

初日はレンタルウェアがギリギリだったくせに、欲だけは出てきたのです(笑)。

私みたいに最初はウェアのサイズが心配な人は、大きめサイズから探してみるのもおすすめです。

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体重は減らない。でも身体が変わり始めた

ほぼ毎日のように通えば、さぞ体重も減っただろう。

……と思いますよね?

ところが。

最初の頃は、体重はそれほど変わりませんでした。

強度の軽いレッスンでもゼイハア言っていたくらいなので、最初から激しい運動をしていたわけではありません。

「こんなに通ってるのに、体重って意外と減らないんだなぁ」

と思っていました。

でも、少しずつ変化が出てきました。

体重ではなく、見た目が変わり始めたんです。

そして、もうひとつうれしかったのが肩こり。

私は一日中パソコンに向かう仕事なので、ずっとひどい肩こりに悩まされていました。

それがヨガで身体を動かすようになってから、

「あれ?前より少し楽かも」

と感じるようになりました。

体重計の数字は、それほど変わらない。

でも身体は少しずつ変わっている。

それがうれしくて、またヨガへ行く。

いつの間にか、そんな生活になっていました。

「痩せなきゃ」では動けなかった私

振り返ってみると、不思議です。

脂肪肝を指摘されても動かなかった。

会社から二次検診に行けと言われても、生活は変わらなかった。

Fitbitを3か月つけても、何も変わらなかった。

そんな私が動き始めたきっかけは、

友達の「ホットヨガ、一緒に行って」でした。

最初から「絶対に痩せる!」なんて強い決意があったわけではありません。

むしろ、

「汗をかくと気持ちいい」

「この時間は何も考えなくていい」

「可愛いヨガウェアを着こなしてみたい」

そんな小さな気持ちの積み重ねでした。

でも、それが私にとっては「痩せなきゃ」と自分に言い聞かせるより、ずっと強かったのかもしれません。

ただし――。

この時点では、肝心の体重はまだそれほど減っていません。

ここから私は、食事や運動についても少しずつ考えるようになります。

52歳、72kgオーバーからのダイエット。

まだまだ始まったばかりです。

次回は、こうして始まった私のホットヨガ生活について書いてみようと思います。

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